どうも!新潟の心理学ダイスキ社会人、
なつです!
子どもにやる気を出させるには、どう声をかけたら良いでしょうか。
今回は「ピアプレッシャー」というテクニックを紹介します。
このテクニックはメンタリストDaiGoさんの『超効率勉強法』に書いてあります。
すごく簡単にできるテクニックですので、ぜひ試してみてください!
「ピアプレッシャー」とは?
まず「ピアプレッシャー」って、何なんでしょうか。
「ピアプレッシャー」とは「仲間からの圧力」
を意味する言葉です。
「みんながやっているから自分もやる」という心理です。
- 上司が残業しているから、自分も残業する
- 息子(娘)が勉強しない友達と仲良くしていて、
なかなか勉強しない - 1人の子を一緒になっていじめる
などなど。
日本ではあまり良い意味で使われておらず、あまりいい効果ではありません。
しかし、この周りに流されやすいという心理を、良い方向に使おう!ということなのです。
「いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます」
コンビニのトイレでこのように書いてあって、見たことがある人も多いと思います。
これはピアプレッシャーをうまく使った例で、「みんながキレイに使っているから、あなたもキレイに使ってくれますよね?」というように、良いピアプレッシャーの効果を狙っているのです。心理学って本当にすごい。
それでは、良いピアプレッシャーを使うには、どうすれば良いのでしょうか?
マシュマロをがまんさせる方法
コロラド大学の実験が面白い!
コロラド大学の実験で、4歳の子どもたちをマシュマロが置いてある部屋に誘導し、
「食べずにガマンできたら、後でもう一個あげるね」と伝えます。
この時、2つのグループに分けます。
- 普通にガマンさせる
- 「ほかの子はガマンできたよ」と伝える
ピアプレッシャーの効果を狙ったのは2つ目のグループ。
結果はどのようになったのでしょうか?
結果、2つ目のピアプレッシャーをかけた子どもたちは、
ガマンする確率が2倍もはね上がった
という結果になったのです!
子どもたちには、
「まわりの子も〇〇だったみたいよ」
と声をかけることで、いつも以上にやってくれるようになるかもしれません。
良い環境が大事!
やる気のある子の多いところへ!
まわりの環境というのも、やる気を引き出させるのに重要なポイントです。
- みんな熱心に勉強している場所
- やる気のある友達のいる環境
- 勉強ができる友達
などなど、意識の高い人たちの中に入れることで、仲間からの影響を受けやすくなります。
注意!悪い影響も受ける
ピアプレッシャーは最初に書いた通り、
悪い影響も受けてしまう
というデメリットもあります。
ネガティブな人が近くにいると、テンションが下がりますし、プライベートの人間関係も壊しかねません。
まわりの環境が大事
と昔から言われていますが、科学的に正しいことだったんですね!
ぜひ気をつけて、良い仲間たちや、熱心な子たちの中に入れるように心がけましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
お母さんは
「みんな持ってるから買ってよ!」
とゲームをねだられた…なんてことないでしょうか。
「まわりもそうだから」というのは、かなりのパワーですから、ぜひぜひ使ってみてくださいね!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!